子供に身に付けてほしい英語力について考えた時、

小学生を持つ親御さんは、簡単な会話力というお答えが多いです。

同じ質問を中学生を持つ親御さんに投げかけると、

勿論英会話は大事だけれど、今はまず学校の成績や受験、英検、というお答えに変わっていきます。

日本で暮らす限り避けて通れない受験。

その中で

①まずは学校の成績を通して、英語に対する自信を持つこと

②基礎を固めること

③そこから話すという行為がついてくる

ということですが、

実はその先に小学生の時に

①まずは声に出してコミュニケーションの楽しさを知る

②知っている単語でも（例えばbanana)音の違いに触れて興味関心を持つ

③わかった！できた！という成功体験を積む

という基礎の基礎を乗り越えているからこそ成り立つ図式ではあります。

小学生から英語を学び、今中学生でも続けておられるお子さんをお持ちの親御様にアンケートをさせていただいたところ、

英語に困っている、というお子様はほぼ皆無。

あれだけ難しくなった教科書で、もうわからないから英語は捨てる、という中学生も実際に続出している中で、これは本当に素晴らしい結果だと思います。

いま何のために英語をやっているのか、見失うこともあるかもしれませんが、一歩一歩確実に身になっているといることをぜひ覚えておいていただきたいと思います。