子どもの英検 どう考えるか
最近英検受験の低年齢化が進んでいます。
SNSでも小さなお子さんがかなり高い級の英検に合格している
などを見ると
やばい
と焦ったりすることはないでしょうか?
英検自体に挑戦することは悪いことだとは思いません。
かなり体系的に4技能からアプローチができますし、
レベルがしっかり分かれているため
TOEICのようにいきなり高い壁に上る感じはありません。
でも
気を付けてほしいことは二つあります。
①合格ありきではないこと
合格がゴールでは、終わった後に「もう英語はやらなくていい」という間違った印象を与えてしまいます。
本当は、どこをこれから伸ばすべきかを掘り下げられるチャンスです。
②「周りもやるから」の不安ベースでは無駄に焦りがち
不安に駆られて何かを始めると、ぶれてしまうことも多々あります。
「周りもやってるから…」の後はどんな言葉が続くのでしょう
受けなくちゃ?
追いつかなくちゃ?
合格しなくちゃ?
一体何のためなのかが抜け落ちてしまっているため、受ける方の子供も訳が分かりません。
勉強すればママは喜ぶ
でも間違えると不安そうな顔をしたり怒ったりする。
一体それはなぜなのか?わからないのです。
英検を受けさせようかなと思ったら、それがお子さんのチャレンジ精神から来ていることを確認してください。