テスト用の勉強と話せるようになるための英語学習の違い

自分の子供には

①英語で話せるようになってほしい

②学校のテストで困らないでほしい

③願わくば英検2級以上の高いレベルまで極めていってほしい

という色々な願いがあると思います。

 

①の話せるようになることと

②③のテストで点数を取る、または高いレベルの英検に合格してほしい

 

の勉強法は同じ部分もありますが、違ったアプローチが向いているところもあります。

 

同じ部分は「繰り返しやる」ということ。

違う部分は

①の話せるためには「すでに分かっている事」を体の一部になるくらい繰り返すこと

②のテスト用には「難しく、わからないこと」を読めばそのまま理解できるくらいにまで繰り返すこと

 

です。

繰り返す内容が違うことと

どこまで繰り返すかの深さが違います。

 

話すためには完全に自分のものになっていないと自由自在に取り出すことができません。

とっさに、というのは考える時間もなく、ほぼ反射的に0.5秒以内に英語が口から出てくるまでにすることです。

そのためには、すでに知っているものを使います。

 

テストで点数を取ったり、レベルを上げていくには、今までに知らなかったものをまずは知っている状態に変えるところから始まります。

 

正直英語が好きではないと、中学生以上には繰り返しの作業は面倒な部分も多いのですが

英語に触れる時間の少なさを考えると、結局そこを相殺できるのは繰り返しの作業しかないのが現状かなと思います。

 

 

 

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